高性能な将棋プログラム「Bonanza」のソースコードが公開に

将棋のAIプログラムとして、非常に有名な「Bonanza」のソースコードが、一般に広く公開されたようです。

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Bonanza」の作者は保木邦仁氏という方で、理論物理化学を研究している方らしく、将棋についてはあまり詳しくないというから驚きです。

作者自身があまり詳しくない、ゼロからのスタートだったからこそ、プログラムの作成が面白かったのかもしれませんね。

バイナリ形式での配布はこれまでも行っていたようですが、1月29日公開のv4.0.3からソースコード(C言語)も含むようになりました。

ただ、こちらのページからのダウンロードにはかなり時間がかかりますので、窓の杜からのダウンロードが速くてお勧めです。

私もダウンロードして、ソースコードを眺めていたのですけれど、ソースコード上では「王将」が「King」、「歩」が「Pawn」、「角」が「Rook」、「飛車」が「Bishop」、「金」や「銀」は「Gold」「Silver」など、チェスのようで、そうでないネーミングを見ることができ、ちょっと面白いです。