Androidユーザーが使っているOSバージョンのシェア比率

Android OSは、バージョンによって使える機能に差があるため、開発者は自分が作っているAndroidアプリをどのOSバージョンで動作させるのか、気にかける必要があります。

以前、Google DevFest 2010に参加したときに、Googleの開発者がおっしゃっていたのですが、よほど特別な機能を使わないならば、サポートさせるOSの最低バージョンを1.5にする、という話を聞きました。

今現在(2010年5月)では、Google開発者がお勧めするバージョンは1.5ということですが、こういうものは実際のAndroid OSのバージョンのシェアを調査することで、初めて決定できる要素であると思います。

なので、この情報をどこで手に入れられるのかな、と調査したところ、Androidの開発者向けページにシェアに関するチャート図が載っていました。

そのチャート図によれば、2010年5月3日の状況では以下のようなシェアになっているようです。

OSアップデートなどでOSのバージョンを上げている方も多いと思いますが、Android 1.5を使っている方がまだまだ多いようですね。

というわけで、当分はAndroid OS 1.5を対応させる最小バージョンとしたほうが良さそうですね。

Androidデベロッパーの方は、まめにこのページはチェックしていきましょう。