Androidユーザーが使っているOSバージョンのシェア比率
Android OSは、バージョンによって使える機能に差があるため、開発者は自分が作っているAndroidアプリをどのOSバージョンで動作させるのか、気にかける必要があります。
以前、Google DevFest 2010に参加したときに、Googleの開発者がおっしゃっていたのですが、よほど特別な機能を使わないならば、サポートさせるOSの最低バージョンを1.5にする、という話を聞きました。
今現在(2010年5月)では、Google開発者がお勧めするバージョンは1.5ということですが、こういうものは実際のAndroid OSのバージョンのシェアを調査することで、初めて決定できる要素であると思います。
なので、この情報をどこで手に入れられるのかな、と調査したところ、Androidの開発者向けページにシェアに関するチャート図が載っていました。
そのチャート図によれば、2010年5月3日の状況では以下のようなシェアになっているようです。
- Android 1.1 : 0.1%
- Android 1.5 : 37.2%
- Android 1.6 : 29.4%
- Android 2.0 : 0.3%
- Android 2.0.1 : 0.6%
- Android 2.1 : 32.4%
OSアップデートなどでOSのバージョンを上げている方も多いと思いますが、Android 1.5を使っている方がまだまだ多いようですね。
というわけで、当分はAndroid OS 1.5を対応させる最小バージョンとしたほうが良さそうですね。