「電脳コイル」から得る開発のインスピレーション

とても嬉しいことにid:toruotさんが私のコメントから日記を書いてくれました。

ねー、やっぱ「電脳コイル」はいいですよね。

なので、私もid:toruotさんへの返事のつもりで、日記を更新しようと思います。

さてさて、「電脳コイル」や「攻殻機動隊」や「マトリックス」のような、コンピュータ・ネットワークがふんだんに使われている作品、私はすごく好きです。

というのも、これらの作品は今のネットワーク技術の延長線上にあるものなので、すごくインスピレーションをかきたてられるからです。

特にid:toruotさんが反応してくれた「電脳コイル」では、ネットワーク技術が子供たちの遊びになくてはならないモノになっているところに、すごい魅力を感じますよね。

電脳空間上でビームを発射させたり、壁を出したり、ペットを飼ったり。

ときには、電脳メガネで宝探しをしたり、裏技が隠れていたり。

そんなふうに道具をうまく使って、ドキドキする体験をしている子供たちが、ものすごくうらやましく感じます。

でも、ふと考えると、こういう道具たちっていうのも、いま私たちが過ごしている世界のパソコンのソフトウェアと同じなんですよね。

例えば、「電脳コイル」の主人公たちは、敵の「さっちー」と戦ったりするとき、「壁」出して、「ビーム」出して、どうにかこうにか目標達成しようとするじゃないですか。

一方、私たちも、何かファイルをダウンロードしたくなったときって、「連番ダウンローダ」でダウンロードして、ちょっと昔だったらそのファイルを「結合ソフト」で合体、ってやっているわけじゃないですか。

目標を達成するために、不思議な道具たちを使うっていう点では、すごい似てると思うんですよね。

だから、私たちディベロッパーは、もっとドキドキするような道具になるソフトウェアを作ってもいいんじゃないかと思いますね。

ドキドキしたいですもんね。