Windows XPのService Pack 3が4月29日(火)に公開

2008年4月29日(火)の昭和の日に、MicrosoftからWindows XPService Pack 3(SP3)が公開されます。

SP2が公開されてから、3年以上の歳月が経ち、その間に100以上もの修正モジュールが配布されてきました。
今回のSP3は、その修正モジュールを一つのパッケージにまとめたものになるようで、機能の大幅な変更はないとのこと。

ただ、ネットワークアクセス保護(Network Access Protection、略してNAP)用のクライアント・コンポーネントが加わることになるようです。
NAPは「検疫ネットワーク」とも呼ばれる機能で、ネットワークに接続しようとしたコンピュータのセキュリティをチェックをするシステムです。

ちなみに、SP3をインストールする前に、SP1とSP2をインストールしなくても良いようです。
これまでの修正モジュールがすべてまとまっているため、SP3のみをインストールするだけで十分のようです。

現在、Windows Vistaの浸透がいまいちのため、Microsoftは既に次のバージョンであるコードネーム「Windows 7」を開発しています。
次の「Windows 7」が登場するまで、人気のないVistaを伸ばそうとはせず、XPの延命措置作戦に切り替えたようです。
SP3は、そんな延命措置モジュールなのかもしれませんね。