クロスプラットフォーム開発の「Qt」がブランド方針を変更

クロスプラットフォーム開発に使われる「Qt」の正式名称が、8月11日に「Qt Development Frameworks」に変更になったようです。

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以前、携帯端末でも有名な「Nokia」が、「Qt」を開発していた「Trolltech」社を買収し、「Nokia」傘下へ加わることとなりました。

その後、市場での「Qt」のポジションを最適化するべく、「Qt」に新たなLGPLライセンスのパッケージを用意することで、世界中の開発者に有利な製品を提供し、市場の拡大を見込みました。

そして今回、「Qt」が「Noki」の下で開発されていることを明確化するためか、名称の変更とWebサイトのURLが変更になったようです。

「Qt」のライバルとしては、似た機能を持つクロスプラットフォーム開発の「Gtk+」があります。両者とも良いプラットフォームを目指しながら、開発が進められているようです。

現在、Qtのバージョンは4.5です。