プログラミング言語「Delphi」がウイルスの標的に

プログラミング言語の「Delphi」を狙ったウイルスが登場した模様です。「Delphi」でプログラミングをしている方は十分注意をしてください。

このウイルスの名前は「Induc」と呼ばれているようで、McAfeeによると1年以上前から出回っていたようですが、ここ最近になって多数のソフトに感染し、一気に広がっていったようです。

特にこちらの記事によれば、ドイツのパソコン雑誌の付録CDにウイルスが混入していたこともあったようです。

ウイルスの挙動としては、まず「Induc」に感染すると、PCに「Delphi」がインストールされているのか確認し、インストールしてあった場合には開発用ライブラリが書き換えられ、その後「Delphi」で開発されたソフトウェアにウイルスが組み込まれてしまうというものです。

ちなみに「Delphi」製のソフトにどのようなものがあるのか調べてみたのですが、有名なソフトもたくさんあるようです。

例えば、Lhaplus、OpenJane、JaneStyle、JmEditor、TMPGEncTeraPad、なでしこ、Share(仮称)なども、「Delphi」製らしいです。

Delphi」製ソフトはすべて感染しているというわけではないのですが、「Delphi」開発者の方は注意が必要です。