「窓の杜」収録ソフトにも「Delphi」のウイルスが混入
昨日こちらの記事でお伝えした「Delphi」を標的にしたウイルス「Induc」が、「窓の杜」の収録ソフトにも感染してたようです。
「Induc」が確認されたソフトウェアは、以下の2つになります。
- Glary Utilities v2.15.0.728 (8月6日から8月19日まで収録)
- Glary Undelete v1.4.0.211 (7月22日から8月19日まで収録)
「窓の杜」のように多くのソフトウェアを管理するサイトというのは、ウイルスをいかに排除するかが問題になりますよね。
「窓の杜」では収録前にウイルス駆除ソフトにてチェックを行っているようなので体制としては安心だったのですが、まだウイルスの定義ファイルに「Induc」が登録されていなかったことで、今回のようなことが起きてしまったようです。
現在、「Glary Utilities」「Glary Undelete」の最新版は、ウイルスチェックを行った上で、問題がないことを確認したようです。
ウイルスやその亜種の増加率は、日に日に増しているため、ウイルス定義ファイルの更新が大変困難になってきております。
これからもいろいろなウイルスが出現するかと思うと、将来どのようにウイルスからPCを守れば良いのか、課題は多いところです。
参考までに、以前に掲載した「Induc」の記事はこちらになります。