USBで持ち運べるWindows用Python「Portable Python」が便利

最近、Google App Engineの話題性に乗っかって、人気上昇中のスクリプト言語Python」ですが、USBで持ち運べる便利なポータブル版が開発されているようです。

その名も「Portable Python」です。

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「Portable Python」のパッケージをダウンロードして、USBやHDDに解凍すれば、ものの10分で持ち運び可能な開発環境が用意できるという優れものです。

しかも、本家のパッケージにはなかった軽快な開発環境「PyScripter」まで付いており、入力文字の補完機能も速くて、大変便利です。

現在、この「Portable Python」は2.5.4、2.6.1、3.0.1という3つのバージョンが用意されているため、自分が実行したいバージョンを選択することができます。(2009年12月2日現在)

個人的には今でもPython 2.6系を触り続けているのですが、今後のために仕様変更のあった3.0系を触っていこうという人でも、とりあえずこの「Portable Python」の3.0系を手元に置いておけば、現状のシステムに大きな影響を与えずに3.0系を試すことができるはずです。

「print "Hello, World!"」をいったんお休みして、「print("Hello, World!")」を始めることも簡単というわけですね。

私はさっそく3.0系の練習を、この「Portable Python」でしていこうかと思います。