便利! emacsを一度にたくさん起動するshellスクリプト
今日はここで便利なスクリプトを紹介しようかと思います。
実はCtrlShift.netの記事でも私が紹介しているのですが、こちらでも紹介しちゃいます。
これは私がしょっちゅう利用しているshellスクリプトなので、きっと皆さんにも便利に使っていただけるのではないかと思っています。
これから紹介するスクリプトは、emacsで一度にたくさんのテキストを起動するスクリプトです。
emacsって、一回で1つのテキストしか開くことができませんよね。
emacss text1.txt text2.txt
とか入力しても、1つのウィンドウが縦に2つに区切られるだけだし、同時に複数のウィンドウを開こうと思ったら、たくさんコマンドを入力するしかないわけです。
そこで使えるのが、このスクリプトです。
#!/bin/sh if [ $# -lt 1 ]; then exit fi for file in $@ do emacs $file & echo "emacs $file &" sleep 1 done
見てもわかると思いますが、短いし、そんなに難しいものではありませんが、威力は絶大です。
私はこのshellスクリプトの名前を「emacss」という名前にして利用しています。
これを自分のディレクトリに置き、実行権限を付け、.bashrcなどで以下のように追加で書き込んでおくと、いつでも「emacss」を使って複数のテキストを開けるようになるでしょう。
alias emacss='~/emacss'
そして、実際にこのコマンドを実行するには、以下のようにします。
emacss text1.txt text2.txt text3.txt text4.txt emacss text[1-4].txt emacss *.txt
これらのように入力してやれば、引数の数だけウィンドウが開かれ、がんがんテキストを編集できるようになります。
ちょっとの手間でとても楽になるshellスクリプトってイイですよね。
これからも便利なスクリプトがあれば、紹介していきたいと思います。