データを持つということ

これからの時代は、データが命です。

データを持つ者が、ネットで大きな存在になることができます。

その理由はなぜなのか。
ちょっと考えてみます。

確かに何でもいっぱい持っていれば、なんだか得なイメージがしますよね。
そのお得なイメージの理由をもっと考えてみましょう。
データを持っているということで、いったい何ができるのか。

まずは2つの例を考えてみました。

競争相手のデータを持っていたら

もし、ビジネスで競合他社の詳細なデータを持っていたらどうでしょう。

きっと、その企業の次の出方がわかったりしますよね。
そうなれば、自社もそれに対抗した動きをすることができます。

どんなに困難な状況でも、そのデータによって、自分の立場が好転できるような手段を知ることができ、確実な判断を下すことができるようになりますよね。

魅力的なデータを持っていたら

もし、あなたが面白い画像や動画のデータ、難しい技術のノウハウやTipsを持っていたら何ができるでしょう。

それを多くの人に広めることで、人はあなたの持つデータに注目するでしょう。
そうすると人が集まり、あなたは多くの人をつなぎとめることができます。
人が集まるということは、それだけで大きなポテンシャルを持っています。

きっと、そのポテンシャル・エネルギーが、あなたに利益をもたらすでしょう。

真に使えるデータを持つべき

いま2つの例を挙げてみましたが、どうでしょう、データを多く持つことの利点を再確認することができたでしょうか。

良い判断を下すにも、多くの人を引きつけるにも、たくさんの良いデータがあると可能ですよね。

ただ、問題なのは、データは持ちすぎると、重要なデータを見失うところにあるように思います。

良策も集まり過ぎてしまうと、どれが正しいのかわからなくなり、選択することができなくなります。
画像や動画、ノウハウやTipsのデータも、集まりすぎると、玉石混合になってしまいます。

今後、このデータの時代を生き抜くには、データ自体も大切なのですが、「正しいデータを選択する技術」や「データをカテゴライズする技術」なども必要なのではないかと、私は考えています。

これらからいっそうインターネットの情報は増えていきますが、簡単に手に入るネットの膨大な情報をさばく上でも、私はこれら2つの技術に注目して、良いプロダクトを作っていきたいです。

若きディベロッパーの決意表明でした。