高価だった大学の講義テキストにオープンソース化の流れ

学生の頃は教科書を買うにしても、かなり高価なものが多く、買うのをためらったり、先輩から譲ってもらった人も多いのではないでしょうか。

やる気のない学生ならともかく、意欲はあるのにお金がない場合には、なんとかしてあげたい問題ではあります。

しかしながら最近の欧米では、そのような高価な大学の講義用テキストが、オープンソース化の流れに乗って、無償でダウンロードできるようになってきているようです。

特にこちらのOpen Text Bookでは、多くのテキストがまとめられ、世界中の人々に公開しているようです。

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コンピュータ関連のテキストだけでなく、芸術、経済、歴史、数学、工学、音楽など、様々な分野のテキストがリストアップされているようです。

講義テキストのオープンソース化は、国境を越えて世界中の人々に、優れた教育を発信していける機会でもあるので、素晴らしい試みです。

最近のネットでは、大学の講義自体を公開しているほどですので、「やる気」さえあれば何でも吸収できるのかもしれません。

昔から、「やる気になれば何でもできる」と言いますが、ネットがサポートしてくれることを考えると、昔よりも少し小さな「やる気」で物事は叶うのかもしれませんね。