Googleが仮想空間事業に参入「Lively」始動
Second Lifeが先行する仮想空間事業に、Googleが参入することとなったようです。
そのサービスの名前は「Lively」といい、Google名物「20%プロジェクト(勤務時間の20%は自分の研究に当てて良い)」から生まれたもののようです。
Googleの公式ブログにもこのニュースは掲載されています。
Web業界に君臨するGoogleが仮想空間事業に参入したとあっては、Second LifeのLinden Labも困っているのではないでしょうか。
まるでWebブラウザ業界に参入してきたMicrosoftに、Netscapeが負けてしまった時代を思い出します。
この「Lively」、今のところユーザー自身がプログラムを組んだり、モノを作ったりすることはできないようですが、実装されるのは時間の問題かと思われます。
「Lively」にはGTalkのノウハウや、簡単な3Dグラフィックの技術が導入されていますが、おそらくはすぐにGoogleの広告技術が入り込んで来るのではないでしょうか。
人が集まる場所、サイトの注目度は、これからの情報社会には重要な要素です。
また、いまだ作られていない金銭を扱うサービスがGoogleから登場した際には、この「Lively」での仮想貨幣とのやりとりが可能になるかもしれませんね。
これからも注目ですね。