大英図書館が19世紀の新聞をネットで大量公開

イギリスの国立中央図書館である「大英図書館」が、19世紀に出版された200万ページもの新聞をデジタル化し、インターネット上に公開するようになったようです。

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サイトにある記事には、無料のものと有料のものがあるようで、「The Graphic」紙と「The Penny Illustrated Paper」紙はすべてを無料で閲覧できるそうです。

こちらのサイトによりますと、19世紀に起こったイギリスでの主な出来事は、「ナポレオン戦争」や「チャーティズム」の労働運動、「クリミア戦争」、「切り裂きジャック」の事件などがあるらしいです。

このような昔に起きた大きなニュースが、はたして新聞でどのように報じられたのか、当時の新聞から読み取ることができるようになったわけです。

余談ですが、「切り裂きジャック」の事件は、イギリスのホワイトチャペル地区で起きたこともあり「Whitechapel Murders」と呼ばれているようです。なるほど。

当たり前のことですが、昔は写真の技術がなかったため、多くの記事にはペン画のようなイラストが添えられていたりします。

このような歴史的価値のある古い文献も、日本にいながらインターネットで読めるのだから、便利な世の中です。