C/C++に似たGoogle製の開発言語「Go」登場

Googleからまた新しい開発言語が登場してきました。

その名も「Go」です。

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長い年月、コンピュータの開発を支えてきたC/C++言語は、最近の並列処理プログラミングやスタックオーバーフロー、軽快な開発スピードの点で、やや問題視されがちでした。

その点で言うと、新しく登場してきた「Go」は、C/C++に似たような構文を持ちながら、多くの魅力を持った言語のようです。

  • ガベージコレクタを持つ
  • 並列処理の抽象化
  • Pythonのような開発スピードが期待できる
  • コンパイル時間が短い

このリストの最後に挙げた「コンパイル時間が短い」という点は、「Go」のページでも紹介されているYouTubeのビデオでも実感できるはずです。

ラップトップPCで、「Go」の標準ライブラリ全体(約12万行)をコンパイルしたとしても、だいたい9秒ちょっとでmakeが終了するというから、本当に驚きです。

並列処理に関するプログラミングも比較的扱いやすい言語な上、コンパイルしてネイティブなバイナリまで手に入るため、とても処理速度も速いはずですね。

しかしながら、まだGoogle内では「Go」は使用されておらず、まだ実験段階で、冒険心のあるユーザたちに使用してもらいたいとのこと。(FAQより)

生まれたての新しい言語「Go」を触ってみたい方は、こちらのページからインストール方法や使い方を学んでみましょう。

ちなみに、ひょうきんな顔を持つ「Go」のマスコットは、「Gordon」という名のリスのようです。