日本気象協会が「天気予報API」を提供開始
無料のWebサービスがネットにはたくさんある中、この「天気予報API」は有料のサービスで、しかも法人・団体向けに提供されるようです。
審査を通過すれば、教育機関や非営利団体向けの無償プログラムに参加することもできるようですが、やはり団体向けです。
どうしてこのような形態のサービス提供なのか、根本を知りたいと思い、まずは日本気象協会を調べてみました。
Wikipediaによれば、日本気象協会は気象業務を行う国土交通省気象庁所管の公益法人で、いわば日本における天気の大元締め。
1993年の気象業務法改正で、天気予報の業務が一般の人にも行えるようになるまでは、メディアへの情報提供は日本気象協会がほぼ独占的に行っていたようです。
つまり、この「天気予報API」から得られる情報は「信頼しうる情報」というわけですね。
そのためにこのWebサービスは、お天気データが欲しい企業に対して、サービスの販売を行う形態がとられているようです。
信頼できる情報をお客様に提供できると、こういったAPIのサービスも有償で提供できるものなんですね。
ちなみに有料サービスは、初期費用105000円を支払った後、以下のような価格帯でサービスを利用できるようになります。
- 25万/月リクエスト未満 : 31,500円
- 50万/月リクエスト未満 : 42,000円
- 100万/月リクエスト未満 : 63,000円
- 200万/月リクエスト未満 : 84,000円
- 200万/月リクエスト以上 : 要見積り
一次ソースから確実にデータが取れるならば、企業としては結構安いかもしれませんね。